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魚梁瀬森林鉄道/森林鉄道遺構郡 →日本一の森林鉄道、ゆず 高知市(国道55号)⇒安田町(安田東洋線)⇒馬路(県道12号,204号)⇒魚梁瀬丸山公園まで車で約2時間30分 |
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(昼食) 安芸ちりめん丼 |
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安芸観光情報センター ~彌太郎こころざし社中~ →岩崎弥太郎 |
魚梁瀬森林鉄道/森林鉄道遺構郡
→日本一の森林鉄道、ゆず
魚梁瀬杉から住民まで運んだ森林鉄道の遺構は国の重要文化財。
その昔林業で栄えた高知県東部の中芸地区5町村。
魚梁瀬森林鉄道は高知県の県木、魚梁瀬杉を搬出するために敷設されました。
森林鉄道の記憶を残す歴史ある遺構。
明治44年の開通時に建造された隧道などが、平成21年2月に経済産業省の近代化産業遺産群に認定され、同年橋梁や隧道など18箇所の貴重な土木建造物が国重要文化財に指定されました。
こちらでは現在、今から半世紀以上前に木材の運搬に使っていた「森林鉄道」の乗車・運転体験もすることができます。春は桜、秋は紅葉の美しい400mのコースを2周します。
〜森林鉄道から日本一のゆずロードへ〜
高知市内から東に約50キロに位置する中芸地域。美しい杉林が広がる林業の栄た地域でした。
ですが時代が変わり、1960年代、天然林が枯渇する中で、中芸の人びとは、林業に代わる新たな産業を探さなければなりませんでした。そんな時に着目をしたのが「ゆず栽培」。
身近にあったゆずの魅力と価値に改めて注目し、それを産業化すべく、りんてつの軌道が敷かれた川沿いにある田畑をゆず畑に変え、木材を運び出していた山間では、山面の限られた土地に石垣を築き段々畑を開きました。昔ながらの有機栽培にこだわりながらも、日本初となる機械式柚子搾汁機の開発やゆず加工商品の開発にも積極的に挑戦していった歴史があります。
こうして産業化が進められた中芸のゆずは、今では作付面積200ヘクタルを越え、日本一の生産量を誇ります。
時代の変化をたくましく生きる人びとの手によって、中芸の風景は「林業」から「ゆず」へと変わり、木材を運んだ「りんてつ」の軌道は、ゆずを運ぶ「ゆずロード」に生まれ変わりました。
中芸一帯を走るゆずロードをぐるりとめぐれば、ゆずの香りと彩りに満ちた景観と、ゆずの風味豊かな食文化を満喫することができます。
安芸ちりめん丼
ちりめんたっぷりのボリュームちりめん丼
【ちりめん丼】とは、高知県安芸市の特産の一つであるちりめんじゃこを使ったどんぶりのことです。
炊きたてのご飯の上に載るのは、カタクチイワシなどのイワシ類の稚魚であるシラス(高知ではドロメとも呼ばれる)を丁寧に釜揚げしたちりめんじゃこ、ここに大根おろし、大葉、海苔、ゴマなどの薬味を加え、ゆずの香りの効いたタレをかけて食べる。安芸地域では多彩なちりめん丼があり、その中の一つである【かき揚げちりめん丼】はちりめん丼の上にちりめんじゃこと山菜のかき揚げが載った非常にボリュームのあるちりめん丼です。
★安芸市のちりめん
釜あげちりめんの材料となる「ドロメ」。カタクチイワシなどイワシ類の稚魚のことを土佐弁で「ドロメ」と言います。全国的にはシラスなどと呼ばれています。
このドロメは餌となる植物性プランクトンを求め、沿岸部に集まるため漁場は驚くほど岸近く。漁は3隻が1組になって行います。2隻でバッチ網と呼ばれる網を引き、1隻が獲れたドロメを岸まで運びます。
水揚げされたドロメからは手際よくドロメ以外の小魚やイカなどを取り除かれ、手早く市場で競りにかけられます。
加工場に運び込まれたドロメは、丁寧に洗浄し砂や海草などをきれいに落とした後、釜あげに加工をされます。
釜あげは温度、塩分、茹で時間と細かい所まで気を配られ、加工の工程を進みます。茹で上がったちりめんは風で水気と熱気を取り、仕上がります。
釜あげされたちりめんじゃこは浜辺にある干し場で太陽の下で干されます。太陽の光を受けることで、おいしさが増していくため、その日の天気や気温・干し時間を見極めるなど、安芸市のちりめんは手間隙かけて作られています。
安芸観光情報センター ~彌太郎こころざし社中~ →岩崎弥太郎
三菱グループ創業者と言えば「岩崎彌太郎」。
明治の動乱期に政商として巨利を得た最も有名な人物です。
岩崎彌太郎出身地・安芸市ならではの工夫や岩崎彌太郎の「志」を感じることができる展示を「安芸観光情報センター」では行っております。
三菱創業150周年を契機にリニューアルされたこの施設では、岩崎彌太郎の知られざるエピソードや、実業家「岩崎彌太郎」の成功哲学を学んでみませんか?
幅13.3メートル、高さ2.7メートルの巨大スクリーンを使った臨場感たっぷりのVR映像をはじめ、タッチパネル「コンパス」で彌太郎や観光などに関する情報を収集できるコーナーが設置され、岩崎彌太郎の激動の時代を生きた岩崎彌太郎の生涯、「志」と「歴史」をじっくりと学ぶことが出来ます。
また、安芸観光情報センターでは高知県東部の魅力も発信しています。
お土産物の柚子製品や地酒、芋けんぴなどの特産品を多数取り扱う、「特産品販売コーナー」もあり、学ぶだけではなくお買い物も楽しむことが出来ます。
高知県東部の観光情報発信基地としてセンターでは観光パンフレットも充実している他、最新のイベント情報やおすすめスポットなどのご案内も行っています。
自然豊かな安芸市をのんびりと散策されたい方にはオススメの「自転車の無料レンタル」もありますよ。
伊尾木洞体験プログラムの受付もこちらで行っております。
安芸市に来られた際にはぜひ、安芸観光情報センターにお立ち寄りください♪
周辺のおすすめスポット
中岡慎太郎館
「人こそ国の宝」という信念を貫いた志士、中岡慎太郎。
中岡慎太郎は天保9年(1838)、現在の安芸郡北川村に大庄屋の息子として誕生しました。
高知県北川村にゆかりのある慎太郎の、徳川幕府に代わる新しい国づくりに奔走する軌跡を展示しています。
1階の展示は史実に基づいて年代ごとに時系列で展開。
非業の死を遂げた中岡慎太郎の生涯を様々な逸話や映像で紹介。
2階では中岡慎太郎や交流のあった幕末の志士たちの資料を中心に、刀剣や書物が展示されています。
ゆずの生産に歴史のある北川村、その栽培を推励したのが中岡慎太郎と言われています。
坂本龍馬とともに維新回天の立役者となった中岡慎太郎の日本を変えた生きざまや当時の歴史文化にふれることのできる資料館です。
岡御殿/殿様体験
県有形文化財「岡御殿」。 土佐藩主が参勤交代や東部巡視の際に本陣として使用しました。田野の豪商・岡家の屋敷であり、参勤交代の際にお殿様が立ち寄り小休憩・宿泊した場所でもあります。敷地内には、御殿・茶の間・土蔵・御成門などの建物が保存復元され、藩政末期の岡御殿の雰囲気を伝えています。
【殿様体験】 岡御殿ではお殿様・お姫様の衣装の着付け体験も行っております!
清岡道之助の陣羽織も大人気!歴史感じる日本家屋と着物で当時にタイムスリップ♪ 大人用衣装と子供用衣装があるので親子で楽しめます!
馬路温泉
安田川沿いにある癒しの温泉旅館『馬路温泉』。
ゆずの里として有名な馬路村、人口僅か940人という小さな村ながら地元で加工した柚子製品を全国に届けています。その馬路村にある唯一の宿が【馬路温泉】です。目の前には清流安田川が流れ、川の音と緑の景色の自然を存分に感じることができる「美肌の湯」の温泉です。自慢の料理は安田川で取れた新鮮なアメゴや特産の柚子、地元産の野菜などを使ったボリューム満点の料理、また大好評の馬路温泉前駅弁当は馬路村が詰まったお弁当です。
温泉の大きな窓からは清流安田川や馬路の山々が眺められ、お湯に浸かりながら季節の景観を楽しむことができます。施設内の売店では有名な柚子ポン酢やごっくん馬路村が販売されておりお土産にも最適です。
安芸市立歴史民俗資料館
土佐藩家老五藤家や安芸市の偉人たちを知るなら【安芸市立歴史民俗資料館】へ!
安芸市立歴史民俗博物館は昭和60年安芸城跡に建設されました。
館内には安芸市内から発見された考古資料や古文書などがあり、三菱グループの礎を築いた岩崎彌太郎や「浜千鳥」など数々の童謡を作曲した弘田龍太郎など、安芸市出身の偉人たちを紹介しています。
また、土佐藩家老であった五藤家に伝わる数々の美術工芸品、古文書、さらには武具や甲冑などもあり当時の世界を感じることができる施設です。
隣接している書道美術館は昭和57年に開館し、全国初の公立書道美術館として知られています。
また、施設の外には四季折々の植物があり、春は梅と桜、夏は蓮の花などが施設を彩ます。四季を楽しみながら歴史に触れてみませんか?
じねん丼
山芋親子のじねん丼
高知県安芸郡安田町では特産の自然薯(山芋)が多く取れます。この自然薯を使った人気のメニューが【じねん丼】です。
じねん丼とは特産の粘りの強い自然薯のすりおろしがむかごと共に親子丼の上に乗っています。
非常に粘りが強く味も濃厚な高知の自然薯。
この地域に来られた際には是非一度食べていただきたい逸品です!
他にも、安田川で獲れた鮎を使った鮎寿司や、柚子の香る田舎寿司など、ふるさとの料理をいただくことが出来ます。
また、地元で取れた名産品を使った意外な組み合わせのアイスも人気商品!
自然薯や鮎、酒粕、栗など、気になるフレーバーばかりです♪
他にも、地元で取れた新鮮な野菜や果物を販売しており、地元の美味しいものが詰まった場所となっています。
安田町に来られた際にはぜひお立ち寄りください♪
内原野陶芸館
焼物の里「内原野陶芸館」。
高知県東部にある安芸市。そこに、文政12年(1829年)からの歴史を持つ内原野焼があります。
【内原野陶芸館】では、子供からお年寄りまで幅広く体験できる陶芸教室を始め、陶芸を思い思い楽しむことができます。
子供からお年寄りまで幅広く体験できる陶芸教室を始め、バーナーワーク・サンドブラストによるオリジナルなガラス製品を作ることができる【内原野ガラス工房】も人気です。販売コーナーでは生活に彩りを加える陶器のお皿やコップ、ガラスでできた美しいアクセサリーも販売しており、各職人さんによる作品を手軽に購入することもできます。
また、完全オーダーの製品作りを含めお客様の幅広いご要望にお応えしております。
陶器・ガラス製品の製作のことならお気軽にお問合せください。
道の駅田野駅屋
四国一小さな町の四国一元気な道の駅
鉄道「ごめん・なはり線」田野駅と一体となった道の駅「田野駅屋」は、地元の産品が集まる直販コーナーや軽食コーナーを併設し、小さな田野町のすべてがぎゅっと詰まった施設です。
位置的にも高知県東部のほぼ中心となる当施設の情報発信コーナーでは、様々な「生」の情報が入手できます。
軽食コーナーのカツオ節と昆布、ジャコ、自家製の出汁でつくるうどん、そばのスープは絶品!
また、軽食コーナーでは店内で買ったお惣菜などの飲食も可能です。
田野中学校が生産したお茶のアイス、田野屋塩二郎の天日塩を使った塩アイスなども人気の商品♪
田野町の元気が集まる「道の駅田野駅屋」にぜひお立ち寄りください!
琴ヶ浜かっぱ市
芸西村が詰まった市場 「琴ケ浜かっぱ市」
芸西村の海産物や新鮮な野菜が集まる【琴ヶ浜かっぱ市】国道55号線にあるこの市場は休日になると県内外から地元の食材を目当てに人が集まります。
まず驚くのが新鮮な野菜はもちろんですが、豊富な海産物の量です。太平洋に面した芸西村ならではのお魚が、近くにある手結港などから上がり、新鮮な状態で店先に並びます。
また、花卉園芸も盛んで、花弁が青い星の形をしている世界一に輝いた花「ブルースター」、「トルコギキョウ」、「ダリア」、「スターチス」「ゆり」等々など綺麗な花がたくさん並び、販売されています!芸西村に来られた際には彩豊かな「琴ケ浜かっぱ市」にぜひお立ち寄りください♪