
今回お伺いしたのは、香南市は野市町にある「のいち動物公園」!
案内してくれたのは、総務企画課の酒井さんです。
酒井さんの普段のお仕事は、園で行われるイベントの企画・進行をはじめとした園の広報活動。園内を一緒に見て回りながら、のいち動物公園の魅力や普段のお仕事について教えていただきました。

園内で飼育されている動物たちには、それぞれに飼育担当が付いています。
酒井さんは2018年3月まで、カワウソやビーバー、水鳥の飼育を担当していたそうです。
飼育担当さんは、餌やりや掃除、動物たちをお客さんの前へ出勤させたりと表と裏を行ったり来たり。
カワウソを見ながら、お尻の方が大きくて可愛いですね〜なんて呟いたら、
酒井さんも「そうですね〜、可愛いんですよ、ほんと。うふふ」と、その一言に愛を感じてほっこり。

ワオキツネザルのコーナーです。うーん、奥の方にいるようです。
そういえば、なんだか陸地までの距離が遠いような?
「陸地が遠いのは脱出防止のためです。水を使うなどして、できるだけ檻のない環境で動物たちが過ごせるように工夫しています。」と、酒井さん。
なるほど、確かに圧迫感のない環境で動物たちものびのび過ごしているイメージ。
のいち動物公園はできる限り野生動物たちの暮らす環境を再現した展示が特徴の動物公園で、自然な姿で暮らす動物たちを観察することができます。

こちらはサバンナゾーン内にある、サバンナを再現した大展示場!
広いフィールド内に、キリンやシマウマなど大型草食動物が共生しています。
見ている限り、ずっと餌を食べ続けていたキリンが印象的でした(笑)
餌は柵の近くに設置されているので、ご飯中の様子がよく見えます。

展示場の外周をたどっていくと、木造の展望デッキがあらわれました!
ここではキリンの目線と同じ高さで草原を一望できます。
土日祝日には13:30から10分程度の間、この展望デッキで「お食事タイム」を実施。
キリンが木の葉を食べる様子を間近で観察することができるそうです。
のいち動物公園では、定期的に開催されるイベントの他、
シーズンイベントなどもたくさん開催されています。
酒井さん「動物に興味を持ってもらうには、まず足を運んでもらわないといけません。とにかくいろいろなイベントを開催して、まずは足を運んでもらうきっかけを少しでも多く作れたら、と考えています。」

「ジャングルミュージアム」では、熱帯雨林の生き物を展示。
「動物公園」なので、陸の動物はもちろん水中の生物もたくさん飼育されています。

動物たちと触れ合える「こども動物園」。
「モルモットふれあいコーナー」は休園日以外毎日、
「ポニーのニンジンタイム」は土日祝日に開催されます。
ちなみに写真の子は「ポタロウ」という名前で、オスのミゼットポニーです。
よくメスに間違われるそうですよ・・・正直なところ私も間違えました。

エントランスから入って右手にある、
のいち動物公園のシンボル・からくり時計は子ども達に大人気!
音楽が鳴り始めると、たくさんの人が集まってきました♪

芝生が広がるピクニック広場は、
休日になるとたくさんの子どもたちが駆け回る賑やかなエリアになります。
大きなドーム型のトランポリンなど遊具も揃っていますよ♪
ちなみに、のいち動物公園は「動物園」ではなく「動物公園」なんです。
こういった公園部分もそうですし、園内を見て回ると、植物の名札や解説を見かけたりと、
動物観察以外にも楽しめる要素がたくさん。

一通りの見学が終わったら、ぜひ売店「のいちご」でお買い物を楽しみましょう!
店内には、酒井さんが手に持っている園内MAPをプリントしたクリアファイルを始め、
ハシビロコウやレッサーパンダといったのいち動物公園の動物たちをモチーフにしたオリジナル商品など、楽しさ溢れるグッズがひしめき合っています♪
これだけ見所がいっぱいだと、何度も通いたくなりますね〜!
ご紹介できなかった動物がたくさんいるので、ぜひ実際に見に行ってみてくださいね。
問い合わせ
高知県立のいち動物公園
住所/高知県香南市野市町大谷738
電話番号/0887-56-3500
営業時間/9:30〜17:00(最終入園16:00)
入園料/大人:460円
18歳未満・高校生以下:無料
団体(有料20名以上):1名360円
休園日/毎週月曜(祝日の場合は翌日振替)、年末年始(12月29日〜1月1日)