
吾北むささび温泉より国道439を仁淀川町方面へ車で約12分の柳野地区。
今回は、こちらにある「ふれあいの里 柳野」で、レッツそば打ち!
教えてくれるのは、これまで500人以上にそば打ちを教えてきたベテランお母さんの池内美愛子さん。
仲良しの施設会長さんと一緒に出迎えてくれました。
この施設では、そば打ちの他にも、こんにゃく作りや花炭づくり体験も可能。
直販所と食堂を併設しているので、近隣の皆さんの憩いの場としても大活躍!
お話を聞いている間も、いろんな人が入れ替わり立ち替わりやって来ました。

そば打ちの準備をしながら
「外にある水車は見てきたかねぇ?」と、池内さん。
ここでは、300年ほど昔からいたるところに水車があって、
米、小麦、きび、そばなどの食材を挽いていたのだとか。
次代の流れとともに姿を消していた水車を
この「ふれあいの里柳野」の誕生にあわせて新設したそう。
建物の下へ降りてみると、川沿いで静かに回る水車を発見。

「ここの蕎麦はこの水車を回した石臼でゆっくり挽いちゅうき、
蕎麦の香りがうんとして美味しいで!」
と聞いて、期待が高まります!

まずは、そば粉ととろろを混ぜて、生地がまとまるまでコネコネ。
「ここの蕎麦はねぇ、お水は入れずにとろろの水分だっけで作るき、モチモチよ~。」
まとまってきたら、器から取り出してさらに生地をなじませていきます。
腰に力を入れて体重をかけないといけない、かなりの力仕事。

結構、力が入りますね。
「そうよ~。私らもう10年作ってきたき慣れちゅうけどねぇ。
思ったより力いるろ? 若いき頑張って!」

生地がまとまったら、厚さ5mmくらいになるまで麺棒で伸ばしていきます。
これがなかなか難しく、思ったように伸びてくれません。
「難しいろ? これキレイに伸ばせる人はそうそうおらんき大丈夫!
端っこが短くなるけどそれも味やき」と池内さん。

伸ばした生地を折って、好みの厚さにカット。
蕎麦をほぐして10~15分茹でると、柳野そばの完成!

石臼で挽いて、とろろで捏ねた蕎麦はモッチモチ!
太さのばらつきが手作り感たっぷりでさらに美味し~!
これはハマりそう!
「普段は畑とかもしゆうき、体験の申し込みは1週間前にしてよ~!」とのこと。
ここでしか味わえない、水車を使って挽いたお蕎麦、作りに行く価値大有りです!
問い合わせ
ふれあいの里 柳野(集落活動センター柳野)
住所/高知県吾川郡いの町小川柳野2482
電話番号/088-868-2148
営/9:00~17:00
休/火・金曜(祝日営業)
そば打ち体験料金/一人2000円
所要時間/1時間~
受付/2名~
※龍馬パスポート参加施設のため、スタンプ&特典有