
いの町のお山の中にある「グリーンパークほどの」
ファミリー向けのイベントやキャンドルと音楽と食のイベントなど
大自然を活かした様々な催し物が行われているこちらの施設。
バウムクーヘン作りの体験プログラムが人気で、1年を通して
カップルや友達、家族連れで賑わっています。
今回、バウムクーヘン作りを教えてくれるのは、東京からいの町吾北地区に地域おこし協力隊としてやってきた邨谷(むらや)公司さん。
土佐弁にどっぷり浸かった日々を過ごして早2年、もうすっかり高知の「おんちゃん」に!

普段は、吾北地区で建物の修繕などを行うかたわら、
手先の器用さを活かしてカトラリー作りや
木工体験のガイドもしている邨谷さん。
見てください、この可愛い竹のカトラリー!
これ、全部、邨谷さんの手作りなんだそうです!
すっごく素敵! 自分用に欲しいくらいです!

では、改めてバウムクーヘン作りを。
まずは火起こしから。
思ってたよりも炭をたくさん使うんですね~
「生地を何回も何回も巻きつけて焼くき、いっぱい炭がいるがよー」
と言いながら、大量の炭を投入してうちわでパタパタ。

炭に火が入ってきたところで、まずはバウムクーヘンを巻いていく芯棒にアルミをぐるぐる。
「ここをしっかり巻いちょかんと、バウムが落ちたりするきね~」
と言われて、思わずアルミを巻く手に力が入ります。

お待ちかねの生地作り。
湯煎で溶かしたバターに砂糖や卵を入れて、よ~く混ぜてー
「気温で生地の固まり方が違うきねー。
牛乳の量を増やしたり減らしたりして柔らかさを調節するで」
ガイド2年目ともなると、感覚で生地の固さを判断。頼もしい!


できた生地をアルミを巻いた芯棒に薄く生地を垂らして
炭の上で、くるくる回しながらグリル。
なんだか竹輪を焼いている気分になります。
「それ初めて作る人はみんな言う、竹輪みたいって。
大丈夫、ちゃんとバウムクーヘンになるき!笑」

生地が固まるまでは炭の上に垂れないように素早く回して
固まってきたらゆっくりゆっくり回して熱を通して・・・をひたすら繰り返します。
そういえば、邨谷さんていう苗字、珍しいですよね。
「そうながってー、日本で4人しかおらん苗字らしくて、会う人みんなに言われる」
なんてお話をしながら
生地をつけては焼き、つけては焼きを繰り返すこと12回。
棒の先に大きなバウムクーヘンのかたまりが完成!
本当にこれでバウムクーヘンになっているのかちょっと心配な丸いかたまりを、
一旦冷ますために20分ほど放置します。
ナイフを入れると・・・

ちゃーんとよく知っているバウムクーヘンが顔を現しました!
すごい! ちゃんと年輪ができています!
外側がサクサクして、中はふんわりした手作りバウムクーヘン。
自然の中で作ると美味しさもひとしお!
食べきれない分はお持ち帰りもできるので、
いっぱい作ってみんなで食べてみてくださいね♪
問い合わせ
グリーンパークほどの
住所/高知県吾川郡いの町清水上分2995
電話番号/088-867-3705
担当/細川・邨谷
体験料/1本2600円
所要時間/約2時間
開催期間/通年
※前日までの要予約
※龍馬パスポート参加施設のため、スタンプ&特典有