
宇佐大橋を横波スカイラインに向けて車を走らせること約1km
レストラン酔竜の建物の中にある宝石珊瑚のお店「花虫八放」(はなむしはっぽう)。
珊瑚工芸職人・岡林秀豊さんが、36番札所青龍寺下で「工房 花虫八放」を立ち上げ、6年前に現在の場所へ移転してきたそうです。
宝石珊瑚の帯留や帯飾り、かんざし、根付けなどを製作・販売していたところへ、2017年の4月より、天然石を使ったブレスレッドや腕数珠作りの体験プログラムをスタート!

今回は、黙々と作品を作る横顔が凛々しい息子の山中宏樹さんがレクチャーしてくれました。

石がいっぱいで迷います!
「迷う人は石選びだけでも1時間かかる人もいますよ。慣れている人は、もう今日はこの石! って決めてから来る人が多いです。石にはそれぞれ持っている力や意味合いがあるといわれているので、好きな色や石の持つ意味で決めてみてください。」
と、言ってもらい、今回は女子力、恋愛など個人の欲望が色濃く出た石をチョイスしてみました。

ローズクォーツ/恋愛、浄化
オレンジムーンストーン/女子力、恋愛力、危険の察知
ブルームーンストーン/母性力、恋愛、女性力
女の子らしい素敵な色でしょう?(笑)
「サイズも色々ありますが、女性の華奢な手首には8mmがオススメですね~」
と、宏樹さんの言葉を素直に受けて言われるがままに8mmを選ぶ乙女です。
手首のサイズを測って
まずはベースに使う石を選んで、他の石も置きながら
納得いくまでデザイン決め。

そういえば、お店の名前って何か意味があるんですか?
「ありますよ~!
そもそも、当店は宝石珊瑚のお店なんですけど、珊瑚って生物なんです。その珊瑚を生物学的に分類すると、腔腸動物、花虫網、八方サンゴ亜網っていう・・・難しいですよね。つまり、そこから店名をつけたんです」
「高知新聞をよ~く見たことありますか?
高知新聞って書いてあるタイトルの下には、
朝日と一緒に宝石珊瑚のイラストが描かれているんです!
それだけ、高知県は珊瑚と深く関わりのある県なんですよ」
さっきまでゆっくりとした口調だった宏樹さんが、いきなり饒舌に!
宝石珊瑚への愛が伝ってきます!

宝石珊瑚のお話を聞きながらデザインを決めたあとは
一つひとつ気持ちを込めて紐通し
最後に自分の干支の梵字の石をひとつ入れて腕数珠が完成♪

出来上がった腕数珠を、秀豊さんに清めてもらい体験終了です。
一度作ると、もうひとつ作りたくなること間違いなし!
女子力、恋愛運と想いがこもりにこもった石の効力に期待を持ちつつ
さらに自分磨きに力を入れようと心に誓って花虫八放をあとにしたのでした。
問い合わせ
珊瑚工房 花虫八放
高知県土佐市宇佐町竜513-1 酔竜内
電話番号/088-856-1787
営業時間/8:30~18:00
定休日/不定休
体験料金/約1500円~
受付人数/1名~
所要時間/30分~
※前日17時までの要予約
※龍馬パスポート参加施設のため、スタンプ&特典有