豊かな自然に囲まれたこの町で、クリーンなエネルギーを使った新しい形のイルミネーションが見られると聞いて、訪ねてきました!
イルミネーションの点灯は日没から。
「せっかくなので昼間の梼原町も楽しみたい!」と少し早めに町に到着し、立ち寄ったのは「雲の上の図書館」。

山間の街並になじむこちらの建物は、世界的な建築家である隈 研吾(くま けんご)さんによる設計。
早速中にお邪魔します!

靴を脱いで館内に一歩入ると、すがすがしいスギの香りに包まれます。
木々に囲まれた素敵な空間には、訪れた人が居心地よく過ごせる工夫がたくさん。

こちらはキッズスペース。
子どもの目線で作られた本棚や読み聞かせ用のソファがあります。
近くにはおむつ替えや授乳ができるスペースもあり、小さなお子様連れでも安心。
なんと、館内ではボルダリングの体験もできちゃいます!

申込書と誓約書に記入し、見守りのスタッフさんがいる状態であればいつでも体験ができます。
雨の日もアクティブに体を動かせますね!
他にもゆっくりと読書を楽しむことができるラウンジスペースやカフェも。
全館 Wi-Fi 完備なので、パソコンやスマホでの作業ができるのも嬉しいポイント。
そうそう、館内には図書館の公式キャラクター「くもっぴー」がいたる所に隠れているので、探してみてくださいね。

図書館では毎月様々なイベントを開催しています。
公式HP(http://kumonoue-lib.jp/)では、イベント情報を随時公開中。
館内設備の写真も見ることができます。
お出かけの際には要チェック!
さて、図書館でのんびりしていると外はあっという間に真っ暗。
図書館を出て大きな通りへ出ると、イルミネーションが出迎えてくれました。

70 本ものヤマボウシの並木を彩る光は、二酸化炭素をほとんど発生しないクリーンエネルギーとして知られる「小水力発電」によって生み出されたもの。
自然の力によって灯された約 31,200 球のLED は、日没から日の出まで静かに町を照らしだします。

県内でも有数の積雪地帯である梼原町。
雪が積もるとさらに幻想的な光景が見られるそうです。
また、イルミネーション周辺は無電柱化が進められているため、
晴れた日には電線に邪魔されることなく美しい星空も堪能できます。
梼原町は高知市から約 90 分、お隣の愛媛県松山市からも約 90 分と、長めのドライブを楽しむにはぴったりの距離。
防寒対策をしっかりとして、夜のお出かけをエンジョイしてくださいね!
「ゆすはらウィンターイルミネーション」
期間:11 月 17 日(日)~2 月 29 日(土)
時間:日没 10 分前~日の出 10 分前
場所:梼原町役場周辺
問合せ先:梼原町商工会(電話:0889-65-0489)